フック緞帳製作工程

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原画決定

幾度となく協議を重ねて一枚の原画を決定します。


配色

無数にある色糸から、使用する糸を選別します。
原画を基に、数本の色糸を組み合わせて打ち込み(刺繍)に使用する糸を創っていきます。
また、組み合わせた糸は撚るのではなく揃えあわせる程度に留めます。


原画拡大

格子状に織られた綿製の基布(ヘッシャン)。
この生地に原画を原寸大に引伸ばした下絵を直接描き入れます。
この時に配色した色糸や製作時の指示も書き入れていきます。
また、下書きをする時には格子が均等になるように生地を引っ張り四方を釘などで抑えます。


打ち込み(刺繍)

打ち込み(刺繍)

拡大作業の終わった基布を生地に弛み(たるみ)が出ないよう四方を均等な力で引っ張り木枠に貼り付けます。

打ち込み【裏側】
打ち込み【裏側】
打ち込み【表側】
打ち込み【表側】
木枠の幅でしか打ち込みができないため、何度も張り替えては打ち込みを進めていきます。
木枠の幅でしか打ち込みができないため、何度も張り替えては打ち込みを進めていきます。
打ち込み(刺繍)風景【表側】
打ち込み(刺繍)風景【表側】

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